患者
1歳の赤ちゃん
病状
男の子の睾丸が、陰嚢(いんのう)に降りてこない症状です(簡単にいいますとタマタマちゃんが、おなかの中に隠れてしまっている状態)。検診で指摘されました。
放置しておくと、将来男性不妊の原因となります。
先生の回答
対応としては、やはり、早期発見早期治療が大事で、3歳程度までには、経過をみますが、停滞が続く場合は手術で治療します。(精巣固定術)
1回で済みますし、経過観察も1ヶ月程度で完治します。再発の心配などもありません。
そして、先生のお話の中で重要なこととしてありましたが、こういった赤ちゃんの体調管理は、ご両親ですることが大切ということです。
お母さんだけでは、男の子の体のつくりや変化に気づかないことがあります。
両親の違った目線で大切な赤ちゃんの体調をよく見てあげること。
そうして、たくさんのことに『気づいてあげる』こと。そういった家族のコミュニケーションがとても大切だと先生はおっしゃっていました。
赤ちゃんの体調の変化はとても早いです。
なにか小さなことでも気になることなどがありましたら、どうぞ、お気軽にご連絡ください。