高尿酸血症を放っておくと起こる「痛風」について

健康に対する意識の高まりから健康診断や人間ドックを受ける人が増え、多くの方が「尿酸値が高い」ことを指摘されています。

いまは何の症状がなくとも尿酸値が高い状態がどんな病気や症状を引き起こすのか、数回にわたってご説明していきます。

前回は尿酸と尿酸値が高いとなぜいけないのかご紹介しました。

今回は、高尿酸血症を放っておくと起こる「痛風」がどんな病気かご紹介します

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高尿酸血症と痛風の関係

痛風ってどんな病気?

痛風発作は痛風関節炎ともいわれ、尿酸の結晶が関節に沈着することで起こります。

発作はある日突然起こり、腫れと激痛を伴うのが特徴です。

場所は足の親指の付け根が最も多く、痛むのは普通一度に一か所だけです。

痛風の症状

発作は1~2週間程度で治りますが、根本にある高尿酸血症を放っておくと発作を繰り返します。

痛風 関節炎の起こりやすい場所

痛風になりやすい人

痛風の起こるしくみ

尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が長く続くと、血液に溶けきらなかった尿酸が結晶化して、関節に沈着します。

ストレスや激しい運動、尿酸値の急激な変動など何らかのきっかけで、沈着していた尿酸の結晶が関節の中ではがれおちると、白血球がそれを排除しようと格闘します。

その結果、関節の炎症(痛風発作)が起きるのです。

痛風の起こるしくみ