50・60・70代の女性必見!10年後も元気でいるために③過活動膀胱

過活動膀胱ってどんな病気?

過活動膀胱とは、膀胱が敏感になり、自分の意に反して収縮してしまう病気です。50代以上の女性の8人に1人は過活動膀胱を患っています。

 

症状まとめ

  1. 尿意切迫感・・・・急におしっこがしたくなり、漏れそうになる。
  2. 昼間頻尿・・・・・日中のトイレの回数が多い。
  3. 夜間頻尿・・・・・夜寝ている間に、排尿のために1回以上起きる。
  4. 切迫性尿失禁・・・尿意切迫感があり、トイレに間に合わずに漏らしてしまう。

 

注意すべきこと

過活動膀胱は前向きに日常生活を送る上での妨げになります。過活動膀胱は、命に関わるような病気ではありません。しかし、いつもトイレのことが気になって、外出するのが嫌になったり、鍛冶屋仕事の妨げになったり、気分が落ち込んだりします。

過活動膀胱を年齢や体質のせいと考えるのではなく、病気を疑うことが大切です。病気と分かれば、治療得することが可能になりますし、悩みの解消にも繋がります。

 

治療は?

過活動膀胱の治療は、薬の服用と膀胱訓練です。抗コリン(ムスカリン)薬という、膀胱の過度の収縮を抑える働きのある薬や、β刺激薬という、膀胱の容積を増やす薬を服用します。また、おしっこしたくなってもできるだけ我慢する、膀胱訓練も効果的です。

 

過活動膀胱が疑われる症状をチェック!

 

❏ 尿をする回数が多い

❏ 急に尿がしたくなり、我慢が難しいことがある

❏ 我慢できずに尿を漏らすことがある

 

1つ以上当てはまる方は、「過活動膀胱」の可能性があります。1人で悩まずに医療機関を受診し、医師に相談してみましょう。