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性同一性障害をお持ちの方へ

性同一性障害とは

女性なのに、自分は「本当は男なんだ、男として生きるのがふさわしい」と考えたり、男性なのに「本当は女として生きるべきだ」と確信する現象を「性同一性障害(gender identity disorder, GID)」と呼びます。このような性別の不一致感から悩んだり、落ち込んだり、気持ちが不安定になることもあります。

性同一性障害については、まだ理解が進んでいるとはいえず、診断や治療ができる病院も多くはありません。

厚生労働省の「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」というサイトに詳しい説明が載っていますので、自分ももしかしたらと気になる方や、ご家族やご友人等で悩まれていらっしゃる方は、性同一性障害とはどのような病気であるのか、その症状や治療法、法的側面等についてご覧になってみてください。

性同一性障害の診断について

性同一性障害の診断にはいくつかのステップがありますが、性同一性障害者に対する診断と治療に関する種々の検討は、領域を異にする専門職 (メンバー)が医療チームを作って行うことになっています。医療チームの構成については、 性同一性障害の診断と治療に理解と関心があり、十分な知識と経験をもった以下の分野の医師によって構成されます。

1.精神科医
2.形成外科医
3.泌尿器科医
4.産婦人科医
5.必要に応じて内分泌専門医、小児科医など

また、性同一性障害は、社会生活のあらゆる側面に深く関わる問題であることから、医療チームには、 上記診療科医師の他に、心理関係の専門家、ソーシャルワーカーなどの参加が望ましいとされています。 医療チームは複数の医療機関で構成することもできます(例えば開業医が医療チームを結成することもできます)。 ただし、性同一性障害の診断と治療に理解と関心があり、十分な知識と経験をもった医師を中心としたメンバーで構成される必要があります。

以上のことから、専門外来を受診されることが望ましく、最近では「GID外来」、「GIDクリニック」と受診科にわかりやすい名前が付いているケースも増えてきていますので、お住まいの地域で探してみることをおすすめします。

北海道にお住まいの方へ

北海道にお住まいの方であれば、札幌医大(札幌医科大学附属病院)にGIDクリニックがありますので、こちらを受診されることをおすすめいたします。

札幌医大(札幌医科大学附属病院)にGIDクリニックの受診方法

初回は神経精神科での受診となり、完全予約制のため、受診を希望される方(初診)は、札幌医科大学附属病院のホームページのトップページにあります「お知らせ」及び院内に掲示されている【予約受付期間】内に予約をする必要があります。

ただし、こちらは予約枠に対して申込みが多く、予約を取ること自体が困難になっているのが現状です。

現時点(2016年8月10日)では、トップページの「お知らせ」には2016年6月14日付で『GIDクリニック新規患者様の予約受付一時休止について』と記載があり、受付を一時休止中で、“平成28年10月以降の初診の予約受付については、平成28年8月中をめどに、あらためて病院ホームページ及び病院内での掲示によりお知らせする予定です。”と書かれています。受付が再開されましたら、そちらのお知らせ内容に沿ってお申込みください。

当院(神楽岡泌尿器科)で対応できること

当院も、札幌医大(札幌医科大学附属病院)のGIDクリニックと連携して、ホルモン注射の投与等対応しています。また、すぐにGIDクリニックを受診できない方のご相談に乗ることもできます。詳しくは、下記の院長直通無料相談メールでご連絡ください。