「子どもの性教育、どうしたら良いかわからない……」「どれだけ介入したらいいの?」
このような疑問や悩みは、親であれば必ず付いてくるものではないでしょうか?
そこで今回は、性に関して、子どもとどう関わっていくのか、神楽岡泌尿器科の院長である渋谷先生に教えていただきました。
情報過多のこの時代、子どもに正しい知識を持って成長してもらうためにも、「ダメなこと」は知ってもらう必要があると、先生は仰います。
性教育としてどこまで教えるべきなのか、今後の指標になるはずです。ぜひ読んでみてくださいね。
性教育をしている家庭はほとんどない
子育て世帯の約8割が、家庭での性教育を「実施していない」「必要性は感じているが実施していない」という現状があるようです。
理由としては、「どう教えていいかわからないから」が最も多いそう。
聞かれてはっきり答えるのか、曖昧に答えて先延ばしにするのか、親の立場からどんどん教えていくのか、何が適切なのか難しいところですよね。
子どもに対する性教育は、多くの家庭が抱える悩みになっていることは間違いなさそうです。
そんな性教育に対する”渋谷先生の姿勢”は一貫しています。それはズバリ、「オープン主義」だということ。なるべく包み隠さず、聞かれたら答えるのが理想だと先生は言います。
性教育は道徳と一緒。オープンに話し合うのが理想
渋谷先生、オープンな姿勢を勧めていますね。一体なぜでしょうか?
極端な例ですが強姦や暴力、コンドームを着けない、など「これはまずい」ということは少なからずありますよね。これを教えるのは親の義務とも言えるのではないでしょうか?
性に関することは、どうしても言いづらい。それを言い合える関係性を築くという意味では、普段の会話から性教育は始まってると考えても良さそうですね。
まとめ
- 子どもの性教育は「積極的介入」よりも「オープン」になることから
- やったらダメなことを教え、善悪の判断を一緒にできるようになることが理想
- 関係性を築くという意味では、普段の会話の中から性教育は始まっている
- 性教育と道徳は同じ
北海道旭川市にある神楽岡泌尿器科は、「排尿のかかりつけ医」になることを目指し、患者本位で、気軽に緊張せずに受診していただける病院づくりを目指しています。
「オシッコのことで悩んでいる」「気持ちのいいオシッコについて知りたい」という方は、院長による無料メール相談も行っておりますので、まずはお気軽に疑問点や懸念内容をご相談ください。
病院まで来られない方々にも往診で対応可能です。患者さんご本人だけでは無くご家族の方々からのご相談にもお答えします。
⇒子どもが大好きな院長先生はどんな人?
【著作・メディア掲載など】
・2014年 『「気持ちいいオシッコ」のすすめ』(現代書林)刊行
・2016年 『現代の赤ひげ 医療最前線の名医9人』掲載
・2016年 『週刊新潮』(10/27 号)掲載
・2020年 『メディアあさひかわ』(4月号)掲載
・2020年 『メディアあさひかわ』(5月号)掲載
・2021年 『メディアあさひかわ』(5月号)掲載
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など